富山でお墓を大事にするなら、お墓の専門店、石の立山で。

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自己紹介

はじめまして。
亀山龍厳(かめやま たつよし)と申します。

昭和50年生まれのウサギ年。
富山中部高校を卒業後、家業である石材業を継いでいます。
富山県立山町在住の3児の父親。

お墓と私

私は石屋の三代目として生まれました。ですから小さなころから『石とお墓』に囲まれてきました。

父と出かけるのはいつも墓地。
家族旅行中でも気になるお墓があればすぐに寄る。
そんな家庭で育ちました。

昼夜を問わず働き続け、3人の子供を育て上げた両親。
その苦労にも気づかず、反発したこともありました。
「石屋なんかかっこ悪い」そう思っていたこともあります。

家があり、両親が居て、家族みんなが元気。
それが当たり前だと思っていました。

転機

私も結婚し、子供にも恵まれ、守りたいものができると、自分もずっと見守られてきたことに気が付きました。

『当たり前』だと思っていたことが、実は『有り難い』ことなんだとようやく気づけるようになりました。

そんなある日、2011年7月。東日本大震災が3月11日にあった年です。
父が「ちょっと体調がおかしいから明日休むぞ」と言いました。

元気だけが取り柄の父が珍しいこともあるもんだ、くらいに思っていました。

父は体調を崩した翌日に即入院。
その日の夕方に医者から言われた父の状態は『重篤』。
『いつ何があっても不思議じゃない状態』ということでした。

頭の中はパニック状態。
「お盆前の忙し時期、どうするのか?」
「家のことも仕事のことも、父が中心になっていたのにこれからどうすればいいのか?」

つい先日まで一緒に現場で働いていたのに、
まだ父の石を叩いているリズミカルな音が耳に残っているのに、
なんでこんな病院のベッドに寝ているのか?

すべてがきちんと理解できないまま7月14日15時。
一番かわいがっていた娘の到着を待って、父は息を引き取りました。享年57歳。

体調を崩してから6日間。入院していた期間はたったの三日間でした。

後悔と感謝

私は父に感謝の気持ちを伝えることができませんでした。
気恥ずかしさと、またいつでも言えると思っていたからです。

また元気になってくれるはずだから。その時に言えるだろうと考えていました。
今言ったら今生の別れみたいじゃないかって思って。

今でも後悔しています。
ちゃんとあのときに感謝の気持ちを伝えておけばよかった。

本当に簡単なことなんですから。
「今までありがとう。仕事は任せて。父さんはしっかり治してきてね。」って言えばよかったんです。
もし回復することができたら、笑い話にすればいいだけなんだから。

振り返ってみると、あのとき私は自分のことしか考えていませんでした。
父がいなくなったあとにどうすればいいのか、そんなことしか考えられませんでした。
目の前の父と向き合えていなかったことは今でも後悔しています。

今でも、私は仕事で迷ったら、「父ならどうするか」と考えます。
テンパっているときも、必ず側に居て見てくれているはずだと思うと、落ち着くことができます。

ですから墓地で独りで仕事をしていても、私は寂しいと思いません。
お墓というのは私と父の絆そのものなのですから。

こんな孝行息子が大切に想っているのに、父は私の夢に出てきてくれません(笑)
母の夢にも出てこないそうです。

しかしふとした瞬間に父を感じることがあります。
石に文字を刻んでいたり、
基礎を作っていたり、
ちょっと休憩していたりする時に。
父の存在感を感じたりします。

その時はとてもありがたく感じます。
家業を継げてよかったと思います。

私の仕事

私の仕事はお墓職人です。
お墓を設計し、加工し、建てることを仕事としています。

その技術は父や祖父に教えられたものです。

その技術があったから取得できた石屋の資格があります。
厚生労働大臣認定の国家資格である、石材加工一級技能士と石張り施工一級技能士です。

特に石材加工は手加工を中心とした技術を試されます。
機械加工が中心の現在では、ほとんど使われない技術です。

でもそのおかげで、祖父をはじめとする石屋の大先輩たちが、どの様にしてお墓を作ってきたか知ることができました。
古いお墓に込められた作り手の思いを、家族の気持ちを人一倍感じることができるのです。

私の仕事はお墓職人です。
お墓を設計し、加工し、建てることを仕事としています。
そして、故人様とご遺族、ご先祖様と子孫の心の架け橋となる場所を作って生きたいと思っています。

仕事を通してお伝えしたいこと

私には仕事を通してお伝えしたいことが3つあります。

1つ目は『亡くなった方にも感謝の気持ちを届けることができる』ということ。

2つ目は『今大切に思う人がいるなら、その気持ちを素直に伝えるべき』ということ。

3つ目は『ありふれた毎日が本当に有り難いんだ』ということです。

「もうすでにわかっているよ。」という方にはいいんです。
そんな素晴らしい人から、たくさんのことを学ばせていただきたいと思っています。

でも私は忘れていました。
ですから伝えていきたいと思っています。


この写真に写っている子供たちと、
写真に映っていない家族。
そして数多くの人々との縁が、
私の宝物です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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