もっとお墓のことを知っていただきたいので

お墓には知らないことがいっぱいある

毎年お盆やお彼岸、ご命日にお墓参りに行く人でも、お墓について勉強したことがある人は少ないと思います。
また、そんな機会はほとんどないのも事実です。

人がお墓を建てるのは、一生に一度あるかないかですから、知らないのも無理がありません。

そしてそのお墓を建てる機会も、ご家族が亡くなってからご納骨までの短い期間に、慌ただしく決めて建ててしまうことがほとんどです。

ですから、お墓について知らないことがたくさんあっても仕方がないのです。

例えばお墓のこんなことをご存知ですか?

お墓どころか、ご自分の宗派や家紋について知らない方もたくさんいらっしゃいます。

お寺とは葬式以外に付き合いはないし、お墓は生活必需品ではないのでムリもありません。

また、「興味はあるけど、どこで誰に聞けばいいのかわからない」という声も耳にします。

お墓は死を連想させるため敬遠される方もいらっしゃいます。
「お墓は大事な故人の眠るところ」「お墓を粗末にしてはいけない」とわかっていても、いざ必要となるそのときまで『考えない、考える必要がない、考えたくもない』と考えてしまうのかもしれません。

でも、それではもったいないのです。
お墓について考えることは、死について考えることにもなります。
それはすなわち、命について考え直す機会にもなるのです。

ですから、私はもっと多くの方にお墓のことを知っていただきたくてこのサイトを作りました。

何かの機会があったとき、お墓について学んでいただく場を提供したかったのです。

また、「ご家族を亡くし、急にお墓を建てないといけない」という方の参考にもなると思います。

このサイトには、実際にお墓を建てているお墓職が、「お墓を建てる前に知っておいてほしいこと」をまとめました。

全てを読んで理解していただければ、そこらへんのお墓の営業マンに負けない知識を得られます。

私はお墓の専門家です

申し遅れました。
私はこのサイトを運営している亀山龍厳(かめやま たつよし)と申します。
富山県立山町で祖父の代から石材業を営んでおり、私で三代目となります。
昭和50年生まれの三児の父親。石工(いしく)として修行を積み、お墓職人としては20年以上のキャリアがあります。

私は生まれたときからお墓に囲まれて育ちました。「ディズニーランドの帰りに墓地見学」なんてのはわが家くらいだと思います。
そんな環境で育ってきたので、私にとって石やお墓は生活の一部なのです。

お墓職人の私ができること

こんなお墓職人の私ができることは

  • 100年前の苔むしたお墓を、その石本来の色がわかるくらいまできれいにクリーニングすること。(墓碑クリーニング)
  • 阪神淡路大震災や東日本大震災の教訓を受けて研究された地震対策を活かして、お墓や基礎を作ること。(耐震免震建墓施工、頑丈基礎施工)
  • 汚れにくいお墓のご提案(白華防止施工、アクの防止施工)
  • 水が入ってジメジメしている古いお墓の、一部を残しつつ水が入らないお墓にすること。(墓碑改修施工)
  • 跡継ぎがいなくなったり、遠方にお墓を作成するため、現在のお墓を撤去廃棄すること。(墓じまい)
  • ロウソク金具や花立金具の修理、交換
  • その他お墓に関するアドバイス

など行っています。
珍しいものだと「彫刻されている名前を消すことができるか?」という相談を受けたこともあります。

そして今力を入れていることは「お墓についてもっと知っていただくための講演」です。

  • なぜお墓が必要なのか。
  • お墓を通して伝えられてきたことは何なのか。
  • そこに見られる富山県民の気質。
  • 知られざる風水、墓相の奥義
  • 供養ってなんだろう

朝活@富山や寺院の仏教講座などでお話をさせていただいております。
おひとり様でもご要望がございましたら開催しております。

ひとりでも多くの方に、「お墓に手を合わせさせてもらえる幸せ」を知っていただきたいと思っています。