割れている基礎を直したい。

  • 2017年5月13日
  • 2018年2月27日
  • お墓
  • 1761view
  • 0件

お客様のお悩み

  • お墓の周りのコンクリートが割れて草が生えてきている。
  • 納骨までにお墓をキレイにしたい。
  • 風が強いところなので、ロウソクの灯が消えてしまう。
  • 塔婆を立てるところがない。

石の立山の提案

  • お墓周りのコンクリートを一度怖し、新たに作り直してはどうでしょうか。そのとき、少しだけ高くすると周りの泥が流れてきませんよ。。
  • お墓職人による「お墓丸ごとクリーニング」でお墓を徹底的にキレイにします。横の仏像も本当にきれいになりますよ。。
  • 確かに周りに何もない墓地なので、屋根と扉が付いた笠式香炉を取り付けると強い風の日でもロウソクの灯が消えませんよ。今の花立石も壊れていないので、金具を付け直して、横にある仏像の前に置いて有効活用できますよ。
  • 浄土真宗以外は塔婆立が必要となります。通常はお墓の後ろに塔婆立を置くことが多いのですが、後ろにスペースがないので、お墓の手前に塔婆立を取り付けるのがいいと思います。お参りの邪魔にもなりません。

施工の流れ

墓碑クリーニング

まず、高圧洗浄や研磨などでお墓の汚れを徹底的に落とします。

仏像などは特に汚れたままでは申し訳ないと思ってしまいますよね。

施工前と施工後ではこんなにも違う、というのがわかって頂けると思います。

ちなみに白く丸い斑点はゼニゴケというコケの一種です。
私たちは薬品や高圧洗浄機などを使って取り除きますが、水濡らして柔らかくしてからワイヤーブラシなどでこすっても落とすことができます。

半分だけ洗ってみたの、わかりますか?

このあと、職人がきちんと洗いました(笑)

 

 

磨き石の部分もしっかり汚れを取り除き、隙間に水が入らないようにメジをしてふさぎました。

 

彫刻部分に色を塗ると、本当に見違えります。
ちなみにこの家紋は『丸に剣片喰(けんかたばみ)』といいます。
わが家の家紋もこれです。

舞台の解体、作成

 

基礎コンクリートを壊していきます。

40センチ程度、掘削を行います。

砕石を敷きつめ、機械で叩き締めます。

ワイヤーメッシュを配置します。

コンクリートを入れて、硬化を待ちます。

笠式香炉の取り付け

破損がしにくいように、扉は金具のものを使用しています。
中にはロウソク2本、線香1本を建てるための金具が取り付けられています。
かなりの強風でもロウソクの灯が消えることはありません。

施工するにあたって注意したところ

通常、お墓の周りのコンクリートは「草が生えるのを抑えるためだけ」と考える方もいらっしゃいます。
しかし、お墓の周りはお墓を建てるための機械が移動することもあります。
ですからお墓の周りのコンクリートは丈夫なものを作成する必要がありました。