お墓を建てる契約をする前に必ず確認しておくべきこと

お墓職人亀山
お墓を建てるときだけではなく、修理やクリーニングなどを石材店に依頼するとき、忘れないで押さえておきたい大切なポイントを1つご紹介します。

契約するときに確認すべき大切なポイント

それは「施工を始める前に、必ず連絡をする」という約束をすることです。

具体的には「施工を始める前日、もしくはその当日の朝でもいいので、施工前に必ず決められた方法で連絡すること」という取り決めをします。

「この連絡がなかった場合、仮に工事を開始していても契約を破棄できる(もしくは違約金が発生する)」としてもいいくらいです。(法的に認められるかはわかりませんが)

施工開始時に連絡を入れるない石材店がある

お墓の施工は当初の予定通りに進まないこともあります。

例えば悪天候が続くと、晴天時にしかできない仕事は後回しになり予定通りに進みません。

また、お墓を解体してみると想定していなかったものが埋まっていて、お客様に「確認、決断」していただくため、施工をストップしなくてはいけないなどのイレギュラーもあります。

施工完了を締め切り(ご納骨やお盆、お彼岸、ご命日など)に間に合わせるようにするのは大切なことです。
しかし、上記のような不確定要素により、途中少し変更になることがあるのは確かです。

それでもお客様に「本日より施工に入らせていただきます」と電話1本することは可能です。

これをお墓を建てる契約するまえに石材店に念押ししておきましょう。

 

実際にこんなご相談がありました

お困りの方
ある石材店にお墓を建てるのをお願いしたんだけど、全然連絡なくて。
気になって墓地に来てみたらいつの間にかお墓が建っていたんだけど、こんなものなの?

私がある墓地で仕事をしているとき、声をかけられて上記のような質問をされました。

お墓職人亀山

石材店ごとにお客様への対応は異なるので、他店のことはわかりません。
ただ、私だったら最低でもその日の朝に「急ではありますが本日より施工に入らせていただきます」ってご連絡差し上げるようにしています。

そういうお話は担当営業マンとされなかったのでしょうか?

お困りの方
ちゃんと連絡するようにお願いしてあります。
実はお墓を建てる前の基礎工事についても、事前連絡が気づいたら出来上がっていました。
その時に営業の方に連絡して「事前に連絡して欲しい」と念押ししたんだけど…
お墓職人亀山

それであれば連絡してこないのはおかしいですね。
忘れているのか、または営業マンと工事担当者の連携がうまくいっていないのかもしれませんね。

どちらにしてもそれらはお客様には関係ありません。

朝、電話一本すれば済むことですし、つながらなければ何回か連絡すればいいだけの話です。
携帯電話でしたらショートメールでお伝えすることもできます。
メールは記録も残りますし、私はよく活用しています。

お墓職人亀山
本当は契約書に
「施工に入るときは必ず〇〇に連絡すること。連絡がなかった場合は違約金を払うこと」
と追加してもうべきことなんです。
お困りの方
そうなの?
さすがにそこまでは…
お墓職人亀山

知らなければそう思ってしまいますよね。
でも、事前に口頭で何回も念押ししてお願いしても連絡がないのであればそうするしかありません。

それに「何か見せたくないものがあるのかな?」って疑っちゃって嫌な気分になりますよね?

お墓は一生に一度のお買い物。
数世代に一度という方もいらっしゃいます。
そうなると思い入れが強くなって当然で、「施工の様子を見ておきたい」というのも自然なことです。

私なんて「見に行きたいけど見に行けない」人のために施工記録を作ってお渡ししてできるだけ見てもらっています。
これはとても喜ばれています。
別記事:石屋にも特徴がある(施工記録について)

 

お困りの方
そうね。
もっと早く知っていればよかったわ。
今から何かできることはあるかしら?

 

お墓職人亀山

もうお墓は建ってしまっているので、残念ながらお客様にできることはありません。
ただ、もし身近な方がお墓を建てたり、修理したりする場合、アドバイスしてあげてください。

きっと喜ばれますよ。

 

これは本当によくある相談です

年に数回、上記のようなご相談を受けます。

ほとんど私が墓地で仕事をしているときに、「ちょっとお聞きしていいですか?」と声をかけられて受ける相談ですので、困っている方は多いのではないでしょうか。

正直、こういう石材店の態度は好きではありません。

まとめ

  • 施工に入る前に必ず連絡するように石材店に約束させること
  • 連絡がなかった場合の取り決めをしておくこと
  • 通常、石材店から連絡は「初めて施工に入るとき」だけですが、必要ならば「基礎工事にかかるとき」「お墓を建てる施工にかかるとき」など決めておきましょう
  • 連絡方法は電話が一般的。携帯電話ならショートメールがおススメ
  • 施工完了後に施工内容を確認できる方法があるのか、事前に確認しておきましょう(施工記録など)