お墓のぬくもりは心で感じるものです

 

わが家の床は御影石でできています。

これは特に石が大好きだからという理由ではなく、
単に「材料を仕入れて、自分たちで施工できる素材」という観点で選びました。

「石屋っぽくていいかな」と思ったのもあります。

石の床にして良かったこと困ったこと

石の床にして良かったことは
・見た感じが高級感がある。
・「さすが石屋さんだね」と言われる。
・掃除がしやすい(これはちょっと特殊な処理を施していることも関係しています)

石の床にして困ったことは
・コップなどを落とすと100%割れる
・割れた破片が想像以上に飛び散る

といったことでしょうか。

「石の床だと、冷たくないですか?」と聞かれますが、
あなたが思った通り冷たいです。

ただ、ずっと冷たいわけではなく、
冬なんかでもストーブを付けるとじんわりあたたかくなってきます。
あたたかくなりやすいのも特徴ですね。
屋内のせいか、急激に寒くなることもありません。

それに普段はスリッパをはいているのであまり気にならないし。

石というのは見た感じ冷たく感じられるのですが、
実はあたたかくなりやすいものでもあります。

お墓は冷たいのか?

さて、ときどきお墓を見て
「私はあんな冷たくて暗いところに入るのはイヤ」と言う人がいます。

でもそれは誤解です。

前述した通り、お墓は年中冷たいわけではありません。
冬の冷たいときでも、太陽の光が当たればあたたかくなります。

それに年中ぬくもりを感じる方法があるんですよ。
とても簡単な方法なので試してみてくださいね。

やり方は簡単です。
『故人を思いながら両手を合わせる』

お世話になったこと
命をつないでくれたこと
楽しい思い出を与えてくれたこと
今ここにいられること

そんなことが自然と心に浮かんできてあたたかくなりませんか?

お墓のぬくもりは心で感じるものなのです。

「お墓は冷たい」と感じる原因は、その人の心の在り方に原因があるのです。