人は見ているようで見ていない
人は見ているようで見ていない。
強い関心を持っていたり、必要に迫られないと記憶に残らない。
お墓の形を覚えている人は、案外少ない。
朝活ネットワーク富山呉西支部さんでお墓の話をしてきました
朝活、という言葉をご存知ですか?
「早起きして新しい自分に会いに行こう」というスローガンで、出社前の朝早い時間にレクリエーションをしたり、勉強会に参加したりする活動です。
実は今回、富山県の呉西地区で活動されている朝活ネットワーク富山呉西支部さんで、お墓について1時間ほどお話をさせていただきました。
まず、参加していただいた皆さんに、何も見ないで、お墓の絵を描いてもらいました。
皆さんの頭の中に、お墓はどんなイメージで定着しているのか知りたいと思ったからです。
その絵を見て私は衝撃を受けました。
参加者の3分の1の方が家にお墓があり、参加者の全員が毎年お墓参りをしてお墓を見ているのにもかかわらず、描かれたお墓の絵のほとんどはこんな感じでした。
これは私が描きなおした絵ですが、大体こんな感じでした。
もちろん細かなところまで描いている方もいらっしゃいましたよ。
希望としては
これくらいは描いてもらえるかな、と思っていたのですが想像以上にお墓って印象に残っていないんですね。
ちなみに、富山市内の一般的な和型墓石はこんな感じです。
お墓をじっくり見るときのポイント
お墓を見るときには以下のことに注意してください。
- どんな形をしているか。
- 隣りの近所のお墓と同じ形か、違うか。
- 一番上にどんな文字が彫ってあるか。
- どんな家紋が彫ってあるのか。
- 汚れが特にひどいところはないか。
- 石が動いたりして危ないところはないか。
- ひび割れなどがないか。
- どんな人の文字が彫ってあるか。また、色はどうなっているか。(一般的にご存命の方は赤、故人は黒)
一度お墓を見ておくことをオススメします。
ご家族とお墓についてお話することや、「万が一のときどうして欲しいか」などについてもご自分の考えを伝えておくことをオススメしています。